”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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真っ白
 えんちゃん  - 01/5/8(火) 18:15 -
何かを表現しようにも
何かを創造しようにも
私は何もしらなかった
私はそこらのありよりも
何も知らないに違いない
私は何も知らなくて
自分を助けることも出来なければ
あなたを助けることなど出来やしない
全てが知りたい
そしたら
強くもできるし何でもできるし
罪をつぐなって謝ることもできるのに
何を表現しようにも
私は何もわからなくて
だからどうしたらいいかわからなくて
こんな大きな敵がいるのに
誰も気付いていなくて
きっとこれが私に科せられた最大の敵なのかもしれない
私の脳の中にあるそのような最大の敵と戦うためにも
私は今のうちからなるだけ様々な準備をして
戦いに備えよう
だが同時に私は戦っている いつも
あなたは笑って、私を殺そうとしている
私は笑って殺されようとしている
私を包んでいるのは無だ
他人の事などわからない
もしかしたら人は私よりもっと色のついた世界に
住んでいるのではないか、そう思うことが
多々ある。
私は真っ白だ。
そしていつか真っ白になる
私はいつも、そう、いつも真っ白だ
素直に笑っているときなどあっただろうか
ようやく闘って
ここへ辿りついた
ようやくあなたの存在を
僕は知ったんだ
だから僕は闘う。
僕という孤独なフィールドの中で
僕というたったひとりの敵と。
そして僕が今書けるものはその闘いであって
書くという行為が闘いであるのかもしれない。
その闘いを終えた時にも
また新しい闘いがあって
共に人と闘うこともあるだろうし
そのいくつもの闘いを越えた先に
真実との最後の闘いもあれば
ドロップアウトして、永遠と向き合うことも
素敵なことだろう。
だが今僕は闘わなくてはならないのだ。
僕自身の、私の、この真っ白と。
この真っ白の中で私と僕が笑っている
俺が笑っている。
この気持ちを分かってくれる人などいるのだろうか。
誰かいるなら
ずっと側にいて欲しい、そう思う
             田中 亮

引用なし

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真っ白 えんちゃん 01/5/8(火) 18:15

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