”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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管理人 えん

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初夏の旅
 なつこ WEB  - 02/5/15(水) 21:48 -
ふくらむシャツの裾
もしバスがこなかったらどうしよう
時計の無い一日
案山子がひとりで守る畑は
終日 そのまんま そのまんま


ゆるやかにのぼってくる
速度の無い軽トラック
その
とどろきが
滝のある方角へ消えて行った


五月の半ばは
いろいろな季節が混ざり合って
真昼の虹
花がいっせいに
光を放つ


行き先の無い暇人
暇人は
シャツがいっちょうら
洗いざらした青い海の模様
もうバスが
行ってしまったようだ
これっきり人も来はしない


砂が巻き上がる
新しい道を選んで
線路沿いに
滝の音を聴きながらいく


引用なし

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初夏の旅 なつこ 02/5/15(水) 21:48

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