”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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私という人間
 LUNA  - 01/6/8(金) 5:15 -
  学校の評価は明るくて模範生だった
  多分学年で1番明るく何があっても明るく
  「活発」と言われる部類だったに違いない
  というか、卒業の寄せ書きやアルバムにも
  そう書かれているから
  他者から見ればきっと明るいのだろう
  だけど本当は物凄く暗い一面を持ってる事に
  一体何人が気が付いていたのだろうか?
  私は明るく振舞いながら
  人には言えない悩みや苦しみを抱えてるのを
  誰にも見せない為に
  もがいていただけなのだから
  明るくなればなるほど
  心のバランスが音を出して崩れ
  本当の自分がわからなくなる
  目上の評価が自分とは全く違えば違うほど
  私は自分自身に怒り、涙した
  でも
    臆病者だから
        自分を変えられなかった
  何度か自分の存在に疑問も感じた
  数字がドンドン落ちていく
  進学の基準から遠ざかる
  何となくそれが幸せだった
  誰からも解放されて
  評価されなくて比べられなくて
  でも
    今までと違った目で
        私を見る他者がいた
  その目の冷たさを知った時
  細く張り詰めた糸は音を出して切れた
  私という存在が認められていたのは
  単純でわかりやすいシステムで
  非常に無機質な世界だったから
  だからそこから逃げたかった
  逃げる手立ては何度か考えた
  でもまた集団の和の中に入ると
  明るくする自分がいる
  私は 寂しがりやなのだ
  やっぱり誰かに認められていたい
  偽善者なのだ
  やがて社会に出るとまた色々な人に出会い
  そこでも私は偽善者になっている
  私が心にブラックホールがある事を
  誰も信じない
  ブラックホールに自分自身が飲み込まれそうなのに
  誰も誰もわかってくれない
  私は光と闇の世界を上手く使分けながら
  この先も生きていくのだろう
  悲しい人間だ


   


引用なし

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