”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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お手紙 えんちゃん 01/9/1(土) 21:33

お手紙
 えんちゃん E-MAILWEB  - 01/9/1(土) 21:33 -
久々カッターを握った
そして手首に押し当てて引こうとした
だけど約束を守るために
それをペンに持ち替えて
こうして手紙を送る

手紙を送ったからといって、どうなるものでもない
誰が読むのかもしれないし
彼も読むかもしれない
時々乾いた現実が襲い掛かってきて
なにもかも無機質になる

忘れたつもりだった事が蘇ってくる。
泣く事さえせずに。
忘れた事が蘇ってくる。

愛していると言えない錯覚。
愛していると信じる事の出来ない私。
そんなことはもうどうでもよくて

毎日毎日無機質に
私の話を、聞いて、涙する人を見つめながら
ちょっと笑った

幸せは誰にも平等になんて訪れない
そんなことはわかっている
最近の若い子達に聞くと
帰ってくるのは現実的な夢
誰かを救いたいとか、そんなことを言っていても
その後ろに見え隠れする幼さ感じてる

「こんなに悲しむ友達がいるから死んじゃいけない」
って、あなたは言うけど
そんなの偽善だ。
その時点であなたはこんなに苦しんでいる私を救えてない。
苦しいのに、逃げることさえ許さない。
別に生きようが死のうが、本人の勝手なはずなのに
やっぱり自分が一番大事なんじゃない。
そうでしょ。

途方も無い。
途方に暮れる。

それでも私は死んでない。

別に死にたかったら
死ねばいい。

あんたの勝手だ。
だからって、人に迷惑をかけないでくれ。
あんたの死体を片付ける人がいるんだから
せめて自分の死体を片付けてくれる人に10万。悲しんでくれそうな人に10万ずつ
生活が困ってしまいそうな人に50万ほど。

まあ、計100万ぐらいか。
割り振って自殺しなさい。

それができないなら
どこか本当に人にみつからなそうなところで
死にましょう。

それで誰が悲しもうが知ったこっちゃない。
良く言うでしょう?

「死んだ彼の分まで生きよう」

あなたが死ぬことでその人たちがどれだけ悲しんでも
たいていは有意義な人生送ったりもするんだもの
死にたかったら死ねばいい

もしそれで死ねるんだったら
あんたを私は誇るね

人間だから
そんな美しく潔く
死ねるのかな

僕はまだ汚れているから
もう少し生きるつもりみたいです

あなたに遺書突きつける日を夢見て。

田中

引用なし

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