”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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あの頃
 えんちゃん E-MAILWEB  - 03/12/21(日) 2:22 -

引用なし
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   詩なんて書けない。

本当はこの場所はつぶやく為に、僕がただつぶやく為に設置したから
何を書き込んでも良いですよ

全部大きな木が、何もかも受け止めてくれるようなそんな場所でありたいと
思っていました。

MorningParkも自分自身も、今でも眠りつづけている。

いつか目覚める日が来るのか
それとも、ずっと眠ったまま死んでいくのか。
まるでキーボードの紡ぎ方さえ忘れてしまったみたいに。

しばらく、一人でいたいです。
人といると、暖かさばかりに満たされるし、希望にばかり満たされるけど
本当に生きている感じがする時と言うのは絶望や悲しみに満たされている時ではないのかと思う。
もしもこの世から戦争やテロがなくなってしまったら
僕らはどうなってしまうのだろう。

また永遠に新しい敵がどこかから現れて
ステージを戦い続けるのだろうか。

僕が生きている間は、きっとそんなことはないけれど。

人間は闇によって突き動かされ、生の衝動に満たされることを望み、恋や愛によって快楽を憶え全てを出し切り達観し、そして消えゆく。

もしもうすぐ僕の頂点が来て翳りだしたらその時は
僕は別の僕で、今の危うい僕ではない。
もっと安定した僕で、きっと君はここにはいない。


闇が足りない。

僕はもっともっと闇を、もっともっと闇を、と望んでいる。
今も。
きっと誰かが死ねば、脚本が書ける。
そしてそれは消して、自分ではないのだ。

自分の受けた痛みは、痛みではない。
ただの力になってしまう。

永遠に僕ではない何かに手が届かなくなることが、
僕の力になる。

それはどこかで誰かが死んだり、誰かに愛されることが絶対になかったり、そういうこと。
あの頃、何も無かった。

今は何もかもがあって、何もかもが満ちている。優しさに。
優しさなんていらない。優しさの変わりに堕落を、幸せの変わりに悲劇を、
そう思うこともある。

けれど僕はそこへは行かない。
それに背を向けて、光に包まれた扉を開け、見えない場所へ旅立つ。

遠くで、誰かの声が聞こえる。
けれど彼らは僕を忘れる。

あの頃、なにもかもがあって
あの頃何も無かった。
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あの頃 えんちゃん 03/12/21(日) 2:22

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