”破壊が無ければ再生は無い 生命の循環の永遠の形 真実の種から産まれた木”

MorningParkには大きな樹が生えていて、世界中の色とりどりの美しい花が咲き、あらゆる果物の実がなります。

このMorningParkの樹は、表現をするための掲示板です。どんな言葉でも、詩や小説、散文、イラストや音楽でもかまいません。あなたの思いを、届けてみませんか。
それはこの木を育む栄養になって、実をつけ、花を咲かせ、ここを訪れた旅人を癒します。

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管理人 えん

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とおまわり LUNA 01/6/7(木) 5:26

とおまわり
 LUNA  - 01/6/7(木) 5:26 -

引用なし
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    確実に未来を予測しておきながら
 現実は全く違う道を選び
 優しさに甘えながら
 温かさに守られながら
 私はあなたに包まれる事だけが
 よろこびだった
 本当は
 あなたでなくて良かったかもしれない
 ただ、孤独の心を癒してくれる
 存在が欲しかったそれだけ
 私は誰かに守られた事がなかったから
 あなたの優しさを
 愛情とか愛しさと
 勘違いしたのかもしれない
 だけどそこから逃げ出す事が
 怖くて、孤独になるのが嫌で
 また独りで泣くのが嫌で
 あなたの心を弄んでいたのだ
 1番罪深い人間は私
 1番非情な人間は私
 1番愚かな人間は私
 あなたに愛されて私は幸せだった
 あなたに甘えるのがとても幸せだった
 あなたに優しくされるのが幸せだった
 重ねあう肌の温もりを知ったのもあなたからだった
 だけど本当は
 その度に押し潰されそうな不安があった
 いつまでも離れ離れの距離と
 拭えぬ猜疑心と
 溝は深まっていくのに
 それを見ようとせず
 ただ上辺だけを見て
 私はあなたを欲しかっただけなのだ
 無条件で愛を与えてくれるあなたが
 欲しかっただけなのだ
 今、涙が溢れるのは
 あなたが私を愛してくれた感謝と
 あなたに愛された想い出が
 私の胸を突くからだ
 あの時
 心の底から愛してると言ったのは嘘ではないけれど
 長すぎた決断の時間と距離が
 私の心を少しずつ変えていった
 だけど、私は沈黙を保ち
 愛されるよろこびだけを求めた
 これが本当の愛だとは言えない事に気づきながら
 私はあなたを欺き続けた
 だから私が1番愚かなのだ
 全ては私が背負う罪なのだ
 そして心からあなたに伝えたい
  ごめんなさい、ありがとう
 私があなたを無償で愛せる時が来るまで
   さようなら
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